北村浩子の「読んで、話して、書いて」

フリーアナウンサー、ライター、日本語教師の北村浩子のブログです。

『伴侶の偏差値』解説を書きました&パソナ10月のイベント

深沢潮さんの『伴侶の偏差値』(小学館文庫)の解説を書きました。

こちらから本編の試し読みができます。

 

この小説を読んで思い出したのは、

10年ほど前に読んだ、

叶恭子さんの『トリオリズム』というエッセイ。

〈相手にお金が無くなったときは、愛せなくなるとき〉とか

〈わたくしは計算高い女です〉なんて書かれていて、

別世界に住んでる人の言葉だなあ、

だからこそ面白いな、と感じたのです、が、

 

自分の人生に対してきちんと計算高くならないと、

むしろいけないのではないか?

と今のわたしは思っていて、

『伴侶の偏差値』の主人公、35歳独身の真紀に、

どうか賢く、小狡く立ち回って欲しい、

と思いながら読んでいました。

自分をないがしろにするような男は捨てて、

ちゃんと計算高くなって!

と。

でも、そんな「うまくやるタイプ」の主人公なら、

「葛藤の話」にはならないわけで……

 

 

解説には、

「ところどころ過去の自分を見るようでつらかった」

みたいなことは書きませんでした。

 

読んでいただけたら嬉しいです。

 

さて、

7月からパソナで行っている読書講座、

10月も開催することが決まりました。

ありがとうございます!

 

10月20日(金)19時~20時30分

大手町のパソナグループ本社ビルで行います。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

これからは毎回、

おすすめ本の紹介、日本語の話もしたいと思っています。

お待ちしております!

 

*こんな感じでやっております。

f:id:kitamurabooks:20170906204419j:plain